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Mであること以外は普通の男です。読物、体験談、戯言の類を徒然なるままに…
マゾは最後には苦痛よりも屈辱を望むものなのでしょうか…

前回の続きです。



human toilet(4)

 麻亜子様はよくおっしゃいます。

「お前は心底マゾなのよ。マゾは最後には苦痛よりも惨めさや屈辱を望むものなの。もっともっと酷い扱いをしてあげるから楽しみにしていなさい」

 その日は、いつものようにトイレに繋がれたあと、麻亜子女王様がお出かけになったのか物音一つ聞こえなくなりました。トイレの中には時計もなければ窓もなく、時間の流れを知ることも出来ません。

 照明が消され真っ暗になったトイレの中で、麻亜子女王様の便器として裸で鎖に繋がれている立場を改めて考えます。
 便器として使用されている時は、苦しく辛く、便器になるかどうか聞かれた時に、どうして女王様と奴隷の関係を解消して逃げ出さなかったと後悔もします。しかし、その一方で、週末が近づくにつれ麻亜子女王様からの呼び出しを今か今かと待っている自分がいるのです。

 便器にされる前、奴隷としてヒールを磨き、御身脚のマッサージをし、椅子や灰皿や足置きとして御使用いただいた時も、涙が涸れるほど鞭で打たれ蹴られ踏み付けられ、粗相のお詫びを申し上げていた時も、私は喜びに打ち震えていました。しかし、便器として自ら開口器を装着し、麻亜子女王様に鎖でトイレに繋いでいただく瞬間の私は、奴隷としてお仕えしていた時よりもはるかに興奮し、股間を熱く硬く大きくさせているのです

 私は麻亜子女王様のお帰りを待ち続けていました。何時間経ったのか、夜が明けたのか、何も分かりません。
 もし、麻亜子女王様が事故にでも遭われたら、このまま何日も放置されることになるかも知れません。そして、麻亜子女王様やお友達の女王様以外の人達に見つけられてしまうかも知れません。
 そうなれば私のノーマル社会での立場は崩壊してしまいます。そんなことが頭を過るほど時間が経っていました。
 
 それから暫くして、部屋の玄関ドアが開き、そして、閉じられる音が聞こえました。小さく麻亜子女王様のお声も聞こえます。お帰りになった様子でした。
 トイレの照明が点き便器の蓋が開けられました。便器を覗き込まれる麻亜子女王様のお顔が目に入りました。

「おとなしくしてた?」

 いつもは無言で冷たく便器の私をお使いになるのですが、お優しい声を掛けて下さいました。私は首が動く範囲で小さく頷きます。
benki02.jpg

 麻亜子女王様の大きく綺麗な臀部が私の真上で視界を塞ぎます。薄暗がりの中で、芳香とともに熱い聖水が私の顔の上に降り注ぎます。小さくなっていた私の股間のものは頭を擡げ勃起を始めました。放置され心細くなったあとの便器奉仕の喜びは大きいものでした。
 
 麻亜子女王様は両足の太腿の間から私を見下ろされています。

「おとなしくしてた御褒美よ」
 
 小さく開かれた形のいい唇から、唾液が糸を引いて、私の口の中に落下してきました。
 
 そして、水洗のレバーが押され、大量の水が私の顔を洗って流れていきます。麻亜子女王様が身だしなみを整え終わり、再び便器の蓋が閉じられ暗闇がやってきました。

 そのすぐ後

「いいわよ」

 麻亜子女王様の声が少し大きく聞こえました。

 どなたかお友達の女王様がお見えなのでしょうか。麻亜子女王様の次にトイレをお使いになるのかと思いました。
 でも、トイレのドアの開かれる音に続いて、便器の蓋越しに聞こえてきたのは男性の声でした。

「便器代わりに使われてる変態ってこいつか?」
「うん」
「なんだこいつ、チンポおっ起てて」
「だってマゾなんだもん。惨めで最低の扱いをされて興奮するの」
「お前のオシッコを飲んだりするんだ」
「そうよ。それも喜んでね。オシッコだけじゃないよ」
「うへっ、本当かよ」
「私のウンチ食べて、喜びすぎて射精したこともあるのよ、こいつ」
「お前、相当なSだなぁ。俺とは普通のセックスするくせに」
「相手次第だわ」
「幾らなんでも男に使われるのは嫌だろう」
「嫌なんて言わせないわよ。酷い扱いをするって言ってあるから覚悟してるんじゃない」
「じゃ、お前とベッドで楽しむ前に腹の中をスッキリさせておくとするか」
「いいわねぇ。これでこいつも本物の便器だわ。あははは…」

 
 麻亜子女王様の彼氏様…

 私は、今から我が身に起こることを思い震えました。そして、便器となったことを呪いました。麻亜子女王様の残酷さを甘く考えていたようです。
 麻亜子女王様がおっしゃった、<もっともっと酷い扱い>の意味が漸く分かりました。顔に降り注ぐ液体も口の中に落とされる固形物も、それが彼氏様のものであっても、ありがたくいただくのが麻亜子女王様の本当の便器だということです。

 便器の蓋が開かれ目の前が明るくなりました。
 逆光の中に浮かんだ麻亜子女王様の彼氏様の姿は、眩しさと涙のせいでぼんやりとしか見えませんでした。 (了)

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コメント
この記事へのコメント
文章がお上手ですね。
素敵でした。
実際に、女王様の彼氏に調教された事はありませんが…
女王様の中に入った、彼氏の精液はいただいた事がありました。
かなりの屈辱感がありました。
2005/12/03(土) 09:27 | URL | きょろ #-[ 編集]
きょろさん
私は苦痛も好きなんですが屈辱とか貶められるとかにも興味があります。
妄想ですからどんどん落ちるところまで落ちていくのもいいかなと…
2005/12/04(日) 01:23 | URL | tomomi@M #-[ 編集]
妄想でしたか。ホッ。
2005/12/08(木) 09:56 | URL | たぬきの腹鼓 #-[ 編集]
たぬきの腹鼓さん
すいません。妄想です。さすがにこれは実践できません…
2005/12/09(金) 22:08 | URL | tomomi@M #-[ 編集]
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