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Mであること以外は普通の男です。読物、体験談、戯言の類を徒然なるままに…
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(前回の続きです)


 鏡の奥に、薄暗くぼんやりと映る扉…、その扉にもたれるようにして真梨奈様が立っておられた。

「いい格好ねぇ」
「……」

 私はパニックになっていた。言葉が出なかった。


 一瞬沈黙の時間が流れた。真梨奈様はその場を動かず私の惨めな姿をじっとご覧になっておられる。

 我に返りその場で土下座し何度も何度も許しを請う言葉を繰り返した。

「お許し下さい。お許し下さい。お許し下さい…」

 真梨奈様がゆっくりと近づいて来られた

「早く帰ってきて良かったわ。こんな楽しい見世物があったんだものね」
「あぁ…」
「化粧につかった化粧品はどうしたのかしら? その下着にも見覚えがあるわねぇ…」
「お…お許しくだ…」
「その格好のまま隣の部屋でお待ち!!」

 リビングに続くその部屋は懲罰用の部屋といってよかった。
 広く、家具は殆どなく、ソファと全身の映る大きな鏡が置かれている程度だった。その方が思う存分鞭を振えるからだった。壁に悲鳴が響き渡り、床に涙と血が流され続けた部屋…、そして、それらを綺麗に拭き取るのは私の仕事だった。

「どうか…どうかお許し下さい」

 真梨奈様は無言で私を見つめ、早く行けと顎で指図された。私は下着が膝までずれた情けない姿のまま四つん這いで部屋を出た。

 真梨奈様の目は、いたぶる獲物を見つけた時の残酷さに満ちていた。



 (覚悟できてるわね…)

 (それにしてもなんて格好なのかしら、お前…)

 真梨奈様の言葉で始まった罰は凄惨だった。

 細く鋭い家畜鞭は私の身体のいたるところを切り裂いた。真梨奈様はあえて私の身体を拘束せず、私が鞭に追立てられ、風を切る音に怯え、痛みと恐怖で部屋中を転げまわり、這いずりまわるのを楽しまれていた。

 部屋の隅に追いやられ、何十発もの鞭を受け、部屋の真ん中に連れ戻される。そして再び鞭を受ける。情け容赦のない鞭の連打が襲ってくる。鳴き声も呻き声も悲鳴も許しを請う声も、真梨奈様の嗜虐性をかきたてるだけだった。

 パンティストッキングはズタズタに破れ、パンティもぼろ布のようになって太腿に絡み付いていた。ブラジャーも背中のホックが外れ肩に絡まっている。床を這い、転げまわったために膝や肘には擦り傷が多数付き薄っすらと血が滲んでいた。

 何度か鏡の前に連れて行かれ、自分の身体がどうなっているのかを見せつけられた。背中から尻に掛けて、まともなところを探すのが困難なくらい縦横無尽に蚯蚓腫れが走っている。皮膚が裂け、血が滲み、紫色に腫れ上がり無残な状態だった。真梨奈様は、私にその無残な姿を見せつけ確認させた上で、また酷い鞭打ちをお始めになる。蚯蚓腫れの上をさらに重ねて打たれ、私は声にならない声を上げる。
 
 再び首輪をつかまれ鏡の前に引き摺られて行かれた。

「自分の顔をよく見てごらん」

 情けなかった。化粧は涙と汗と涎で大きく崩れていた。アイシャドウもマスカラも黒く滲み、幾筋も黒い糸を引いている。顔を踏みつけられ、床に擦り付けられたせいで口紅は唇の輪郭から大きくはみ出し、まるでピエロのようだった。綺麗にカールされていたウィグは乱れに乱れ、汗ばんだ顔に髪がべったりと張り付いていた。

071130-07.jpg「どうなの? その綺麗なお顔を見て」
「み、惨め…です」
「奴隷の分際で女になろうとしたのよね」
「うぅ…」
「マゾ男は最下級の生き物だってことを思い知ることね」
「み…身の程知らずでした…」
「化粧も下着もボロボロ…、まるでレイプされた後のようよ」
「うぅ…」
「本当に醜い姿…」

 鏡の自分を見ていられなかった。目を逸らした私の尻に強烈な鞭の一発が振り下ろされた。

「あぅっ」
「目を逸らすんじゃないの。どれだけ醜いかよく見ておきなさい」

 真梨奈様の大事な化粧品を勝手に使い、無断で下着を身に纏い、我を忘れて射精寸前までいった身の程知らずのマゾ奴隷が、情け容赦のない罰を受け、鏡の中で醜い姿を晒していた。

 さらに何発かの鞭が振り下ろされ、私は苦痛と惨めさに絶えられずその場に崩れ落ちた。すぐさま、尖ったヒールが蚯蚓腫れの上をなぞるように踏みにじった。

 真梨奈様の笑い声が部屋に響く…

「ふふふ…、まだ終わってないのよ。倒れるのは早すぎるわね」
「うぅ…、も…もう、どうか…」
「自分がやったことが分かってるの?」
「うぅ」
「こんな程度の罰で済むようなことじゃないでしょ」

 そう言いながら、真梨奈様はソファに腰を下ろされる。そして、手元に置いてあったポーチから注射針の束を取り出された。

 私の顔は恐怖に歪む。まだ、これ以上に罰が下される…

「こっちにおいで。私の前に膝で立ってごらん。早くしないとまた鞭が飛ぶよ」
「は…針…、お許し下さい」

 私は震えながら真梨奈様の前に進んだ。

「だめよ。本当に罰を受けないといけない場所がまだ残ってるでしょ」

 真梨奈様は私のペニスを強く握り、意地悪そうに微笑まれた。

(続きます)

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